道院では、子ども達の想像力を育むため「絵本の読み聞かせ」も修練の一環として取り組んでいます。
「とべバッタ」という絵本の読み聞かせを加藤副道院長が行いました。
いつも葉っぱの陰に隠れて生きているバッタが、自分を変えるために勇気を出して様々な困難を乗り越えていく、というお話です。
トンボやチョウから馬鹿にされても、不器用ながらも背中の羽を使って荒地を超えて遥かに飛んでいったラスト・・・。
「作者は私たちに、苦しいことから逃げずに勇気を出して自分を信じて今ある力を発揮して、人生を自分なりに楽しんで生きて行こうとする姿を、バッタを通して描いているのではないか。
感想は人それぞれです。皆さんはどのように感じましたでしょうか?」
と、加藤副道院長が拳士達に感想とともに語りかけました。絵本の読み聞かせを通じて、子ども達の想像力の豊かさに大人の方が驚くことがあり、大人達も心が磨かれる思いがします。