高校時代にブームになった映画「燃えよドラゴン」を見てブルースリーにあこがれ高校三年生で山形中部道院へ入門して50年になりました。
その後社会人になって一年ほど離れていましたが、縁あり復帰しそこからどっぷり少林寺拳法中心の人生になりました。
天童市への移転を機に道院長に手を上げ資格を取得しスタートして現在に至ります。
様々な先生との出会いをきっかけに、少林寺拳法中心の日常へと変わり自分自身の変革を感じるまでになりました。
今年で67才となり高齢者の仲間入りの年となりましたが、年齢にあわせた修練を心がけ幅広い皆様に素晴らしい人生ライフを提供したいと思います。
相手に勝つことなど全く必要ありません。格闘技ではありません。
ひたすら自分を見つめ少しでも自分を良い方向へ変える努力をして行きます。
そして、いつの間にか仲間とともに力を合わせる大切さを養わせます。
勿論、そのためには一人ひとりの個性に合わせた指導をすることと、褒めて育てる事です。
たまには少し厳しい指導も必要ですが、これは成長するために必要なスパイスです。
道院に来て稽古をすれば必ずパワースーツを身につけて帰宅できるように魂を揺さぶります。
小さな子供からお年寄りまで道院内で三世代交流が出来る家族的な雰囲気を持ち、いつの間にか健康になり、気づいたら黒帯になっているというような、楽しくためになるような道院を目指しています。
でも単に楽しいだけではなく、健康増進目的であればそれを叶え、強くになりたいという目的であればそれも叶う場所が当道院です。
それぞれのニーズに合わせそれぞれも目標を達成することのできる所です。
試合をして勝ち負けなど争いません。
何かあった時(たぶん一生ないかもしれませんが…)素手で身を守れる自信が付けばいいのです。
自信とは「自分を信じる」ことです。そのことが生活に役立つのです。
これまで多くのADHDの子ども達も入門して卒業していきました。
現在も特別支援学級の子も一緒に稽古しています。
稽古は週三回ありますが、各自の都合に合わせる事が出来る自由な雰囲気の道院です。
学業と部活動の両立のため日曜日の参加しかできない中学生もいます。
最初から1時間だけ稽古したら、終わる時間は自由に決められます。
特に体幹を鍛える運動を多く取り入れ健康増進に力を入れています。
入門するまでは出来るだろうかと不安でしたが、今では少林寺拳法が生活の一部になっています。体も心も鍛えられいつの間にか考え方も前向きになりました。
お陰様で多くの全国大会に出場することもできましたし、全国の先生方との出会いも楽しみでとてもためになります。
絶対少林寺拳法が好きになると思うので、皆様にも山形天童道院を薦めたいと思います。人生が変わりますよ!!