入門するきっかけは、何かしたいなと言う単純な理由です。
格闘技がブームもあり職場の先輩の紹介で少林寺拳法の門を叩きました。
三段の合格祝いで、道院の仲間と会食した際に出会ったのが現在の妻です。
その妻も現在道院で指導を手伝ってもらってます。
入門した先の先生から道院を作って見ないかと進められ、結婚と同時に道院設立を決意しました。
昨今、何かとセクハラ、パワハラなどで指導が少々消極的になりがちです。
少林寺拳法は体に触れなければならない技術がありますが、女性に指導する場合は、五段の妻が指導してくれるのが強みで、大変助かります。
指導では、出来ないことを注意するだけなく、出来ないことを一緒に考え、出来たことを褒め、一緒に喜ぶことに心がけています。
江戸時代の寺子屋のような道院を目指したいと思っています。
給食発祥の地であるこの鶴岡市です。子どもが虐待で食事も与えられず死んでいったニュースを聞くと胸が締め付けられる思いです。
私は子どもが大好きです。
自分自身の子どもが可愛いように道院の子ど達もとても可愛いです。
ただ子ども達や、学生達にはこの道院(この地域)だけを見ては澱むだけで、皆、周りを見て、世界で活躍できること未来があることを少林寺拳法を通じ伝え夢を持てるように心がけています。
そして、健康が一番、そして学校・仕事・家庭、その次に少林寺拳法が来る様になること目指しております。
少年部は、人数が少ないですが、元気な明るい子ども達です。
その保護者の方々も良き理解者です。
近隣の大学拳法部の拳士たちも参加してくれてます。
時々指導も手伝ってくれます。
その大学生も地元に就職して道院の門下生になって徐々にではありますが、一般拳士が増えて来ています。
皆あつまれば、自由に懇談して明る雰囲気で出来ています。
もちろん、時には厳しく接する場合もあります。悪いことは悪いと言います。
妻が指導者、女性も安心して通うことができます。
学校、職場と違った雰囲気があります。
私は社会人になってから少林寺拳法を始めました。
少林寺拳法は老若男女誰もができる、苦行ではなくや養行であること、そうて体力に応じて行えることが魅力でもありました。
また技術だけでなく、学科での教えもあり、肉体と精神のどちらも学ぶことができるのが私には合っていると思いました。
道院でも仲間話は年齢層が広く、一般の拳士は職業もさまざまですが、道場に集まれば皆が少林寺拳法という共通の話題ができる年齢の差も感じないくらいに楽しく稽古をすることができます。